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叶わぬ恋に翻弄される主人公の運命は…。島本理生著『ナラタージュ』あらすじ


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ナラタージュ
島本理生(著)
角川書店
発売日:2008/02/22

 

 

 

あらすじ・本内容

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主人公の工藤泉は結婚が決まっている。
ある日、昔の恋人だった高校教師である葉山貴司から電話がかかってきた。頼まれて演劇部の手伝いをしているうちに、泉は昔の恋が忘れられないことに気づく。
再び想いを募らせていくが、貴司は既婚者である。絶望と希望の間で揺れ動く泉だったが⋯。

 

主人公が叶わぬ恋に翻弄されていく姿に、心を掴まれる

『ナラタージュ』は、『リトル・バイ・リトル』で野間文芸新人賞を史上最年少20歳で受賞した、島本理生さんのベストセラー小説です。「この恋愛小説がすごい!」「本屋大賞」などで上位に入り、若い人たちに圧倒的な人気のある島本さん。
2017年秋には松本潤さん、有村架純さん主演の実写映画が公開される予定になっています。

 

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主人公の工藤泉は結婚が決まっているのに、昔恋人だった葉山貴司と再会して、まだ好きでいることを再確認してしまいます。
そして葉山貴司も同じ気持ちを持っていることを知り、気持ちが燃え上がっていくのですが、彼には奥さんが…。

成就することのない障害のある恋に彼女が翻弄されていく様子、だんだん精神のバランスを崩していく様子が繊細なタッチで描かれ、メロドラマ風でありながらも情熱的で読者の心を掴みます。

「好きなのにおもうようにいかない。いっそ壊れてしまいたい。」
島本理生さんの若い感性で書かれた数々のエピソードの描写が美しく、ページをめくる手が止まらなくなるでしょう。

この作品には、悩み、傷つく登場人物が何人も出てきます。思わず共感してしまう人も多いのではないでしょうか。
落ち込んだ時、そっと手に取りたい小説です。

 

今回ご紹介した書籍
ナラタージュ
島本理生(著)、角川書店

 

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