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本の情報を集める方法を考える


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私はほぼ毎日のように書店によりますが、日々200点前後のペースで新しい本が出版されているそうですから、新発売コーナー以外の棚を見ていて「こんな本あったんだー」という発見があることも少なくありません。

現代ではインターネットでも手軽に情報収集ができる便利な世の中になりましたが、本の情報は皆さんどこで得ているのでしょうか。

 

そこで、今回は思いつく限りの入手経路をあらかじめ選択肢としてあげてアンケートをとってみました。

さっそくですが、結果をどん!

book-information(2016年5月楽天リサーチ調べ 対象者:20~69歳男女 居住地域問わず)

おお、「特にない」という人もけっこういらっしゃいますね。

 

買いたい本は現場で見つかる?

書店で本を探しているところ

アンケートをみると「書店でのPOPや平積み商品」がもっとも多く、「買いたい本は書店で見つかる!」という方が多いことがわかります。
やはり現地で自分の目で見て、手にとってというのは一番買いやすいようですね。

私も「書店で見つかる派」の1人でして、書店で自分の好きなジャンルの棚で平置きされている本や、店員さんが作ったコーナーなどがあるとついつい見てしまいます。

膨大な量の本がある中で、読みたい本を探すのもけっこう大変なので(探すのも楽しいんですけどね)、まとまっているコーナーがあると探しやすいようにも思います。

 

テレビ、新聞のパワー

新聞で本の情報を見ているところ

テレビや新聞によるパワーも侮れません。
「テレビ番組」という観点で言えば、「人気の芸能人が紹介した」などの理由で火がつくケースもありますし、お笑いコンビ・ピースの又吉さんが『火花』で芥川賞を受賞した時は、ニュースでも盛んに取り上げられていました。

もちろんCMなどで目につく機会が増えることもありますし、新聞の書評欄などは欠かさず目を通すという方もいるのではないでしょうか。
書店によっては「○○新聞に書評が掲載された書籍」のコーナーを展開している場合もあります。

私も書店員経験がありますが、新聞の切り抜きをお持ちのお客様から在庫確認のお問合せをいただくことも多く、書評などで読みたい本が見つかるケースは少なくないようです。

 

SNSの活用も有効

SNSで本の情報を見ているところ

FacebookやTwitterなどが人気のSNSも7.0%あり、有効活用している方は多いようです。

Facebookは主に友人との交流で使っているケースが多いかもしれませんが、匿名性の強いTwitterでは、比較的簡単に自分が興味を持ったアカウントをフォローすることができます。
好きな書店の店員さんや興味のある雑誌の編集者のアカウントをフォローしておいて、オススメの書籍などの情報を入手するという手段もありますね。

 

また、画像型SNS・Instagramで読書記録をつけているという人も増えているようです。

読んだ本の書影と一言感想を添えて「#読書」などのハッシュタグをつけて投稿すると、他のユーザーから感想をもらえたり、「その本が好きだったらこれも読んでみて」などのオススメ本情報をもらえたりもするんだとか。こういう方法でも本と出会うことができるんですよ。

 

挟み込み広告も参考になる

本に挟み込まれている広告。私はなかなかの頻度で目を通しています。

さほど意識しているわけではないのですが、はさまっているとつい見てしまうんです。買った本の作家に関する本だったり、同じ出版社の新刊が紹介されていたりするので、新しい本を探すきっかけになります。

最近は漫画にはさまれている広告に、作品の冒頭10~20ページをそのまま縮小掲載した形の広告が入っていることもあります。実際の作品の一部が読めるのは選ぶ時の参考になりますよね。

ちなみに帯はその本の担当編集者が考えていると聞いたことがあります。本の内容をわかりやすく簡潔にしてあるものが多いですが、「すごい発想だなあ!」というような面白いコピーが掲載されているものもあります。

何気なく見ることが多いかもしれませんが、意識的に見てみると今まで出会わなかった1冊に出会えるかもしれません。

 

オンライン書店の特集

さて、ここまで主にリアル書店のイメージで書いてきましたが、果たしてこれをオンライン書店に当てはめるとどうなるか。

オンラインの場合、手元に本があるわけではないので、帯や挟み広告を見ることはできません。しかし「○○特集」のコーナーがあります。

 

◆特集一覧

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様々なジャンルや切り口を用意しましたので、お好みのものを探してみてください!今後も引き続き追加していきます。

 

面白い本の情報を求めて

いかがだったでしょうか。やはり店頭ならば直接本そのものを手に取れるので、選びやすいのは間違いないですが、その他にもいろいろと私たちが本の情報に触れている機会はあるものですね。

自分にとっての傑作は、もしかしたらまだ見たこともない作品なのかもしれません。色々な情報源に時々触れてみるのも新たな発見があって楽しいと思います。

※記事掲載のアンケート結果のみの転用はお断りいたします。

◆ブックオフオンラインの特集はこちらから見ることができます。

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